智順(阿佐ヶ谷スパイダース)
ちすん
大阪府出身。2005年映画「パッチギ!」にてスクリーンでデビュー。18年に劇団阿佐ヶ谷スパイダースに入団。近年の主な作品に、舞台『セールスマンの死』『桜姫』(共に長塚圭史 演出)、『アジア温泉』(鄭義信 作・演出)最近の作品として『アーモンド』(板垣恭一演出)「サンソン〜ルイ16世の首を刎ねた男」(白井晃演出)、『ジュリアスシーザー』(森新太郎演出)、『ジャイアンツ』(長塚圭史 演出)映画『ロックンロール・ストリップ』(木下半太 監督)、『GUEST HOUSE』(チョソンギョ監督)、『無限の住人』(三池崇史 監督)、TV『青のSP』(CX)、『ALIFE』(TBS)、『黒い十人の女』(TX)、「イチケイのカラス」(CX)、「ボイスII」(NTV)『旅屋おかえり』(NHKBSプレミアム)
『相棒21』(ANB) など多数。
<COMMENT>
山本試験紙の第一弾を拝見させてもらったときは「わーこりゃ大変そうやなぁー」と思いました。
同時に別のお話し、別の役をやるなんてどういうこと???
なので頭がパニックになることは覚悟でお引き受けすることにしました。
津村さんとは以前共演経験がありますのでまたご一緒できることをとても嬉しく思っています。
頼もしい役者さんなので頼りまくろうと思っています。
そしてその他の初めましてのみなさんとはどういうセッションになるのかとてもワクワクしています。
とにかくやってみないとわからない!というのが正直なところですが、5月の本番までには面白いものをお届けできるよう頑張ります。
COMMENT
演出 杉本 達
熱を感じる人が僕は好きだ。でも過去に起こった二つの悲劇に関わった人達の熱は理解できなかった。だから今回それらを題材にし向き合ってみようと思った。到底信じられない出来事の数々。でも確実に過去に起こった事…調べていく中で自分の中に彼らと似た感覚、考え、行動があった事に気づく。きっとご観劇頂く観客の方々の心の中にもあるのではないだろうか?SNSなどで盲目的に何かを信じてしまう事はないだろうか?自分はこうならないと断言できるだろうか?僕には出来ない…で、結局彼らのことは分からないまま…自分自身のことが完全に分からないように…
演出 倉本朋幸
最近、すごく思っていることがある。
自分は、今信じているものを失ってしまったらどうなるのだろう?
失っても、私は、きっとここにあると、必ずまたきっと戻ってくると、確信をどこかに抱えながら不安や疑心暗鬼と戦い続けるのだろう。
人は多かれ少なかれ何かを信じなければやっていけないのではないか?
そして、その他人が心から信じているものを簡単に否定したり、馬鹿にしたりはやはりできないよな、と、そんなことを思っています。