山本試験紙とは

About

映像ディレクターの杉本達。 舞台演出家の倉本朋幸。 演劇・映像という表現に囚われずW演出で実験的で挑戦的なことを行うユニット。

W演出とは・・・

二人の演出家がそれぞれのストーリーを演出した後にシャッフルし、ひとつにまとめ上げるというスタイル。
「別々のストーリーだが演じる役者は同一で、それぞれのストーリーの役を瞬時に演じ分けてもらう」というものです。

舞台を演出し続けている倉本朋幸。 映像で演出する杉本達。
そんな主戦場が違う演出家が役者に求めるものは 全然違います。
概念やメタファーを大切にする倉本の演出。
主人公の気持ちの流れを最優先にする杉本の演出。

それを同じ舞台上で同時に役者に求めます。

このスタイルを我々はW演出と呼んでいます。

Profile

杉本達
杉本達

脚本/演出 杉本 達


Toru Sugimoto

Profile

1964年京都市出身。伝説となったフジテレビ深夜番組の金字塔「カノッサの屈辱」の演出で見いだされ、その後バラエティー番組を主戦場に活動。

中でも「ウンナンのホントコ」内のコーナー「未来日記」は「TUNAMI」「桜坂」などのヒット曲を生み出し社会現象となった。

「未来日記」は映画化され監督を務める。他映画多数演出。ドラマでも「世にも奇妙な物語」「課長島耕作」などを手掛け

近年では、連ドラBSフジ「CODE1515」(主演/和田琢磨)dTV「ConneXion」(主演/Kis-My-Ft2横尾渉・千賀健永・藤ヶ谷太輔)などがある。

最近では演劇に活躍の場を広げ2023年上演された「山本試験紙」では非常に高い評価を得る。他に怪談師と演劇をミックスした「百物語」も好評を得る。

倉本朋幸
倉本朋幸

脚本/演出 倉本朋幸


Tomoyuki Kuramoto

Profile

1981年高知県出身。2010年舞台演出家デビュー、オーストラ・マコンドーを結成。

2014年に劇団化。現在まてでに海外戯曲、日本の古典、寺山修司・小津安二郎作品のオマージュや自身のオリジナル作品を含め、

様々なジャンルの舞台作品を100本以上演出。

初の長編映画監督作「どうしようもない僕のちっぽけな世界は、」が第32回東京国際映画祭・スプラッシュ部門への招待作品に選出された。